下関市議会 2021-02-12 02月12日-02号
この入札中止を受けまして、再度発注に当たりさまざまな検討をした結果、浄水処理方法につきましては、凝集、沈殿、急速ろ過を必須のフローといたしまして、要求水準の浄水水質の達成が可能な処理フローであれば、それを認めることとし、追加の処理フローは事業者提案によることとしております。
この入札中止を受けまして、再度発注に当たりさまざまな検討をした結果、浄水処理方法につきましては、凝集、沈殿、急速ろ過を必須のフローといたしまして、要求水準の浄水水質の達成が可能な処理フローであれば、それを認めることとし、追加の処理フローは事業者提案によることとしております。
今の御説明の中で、新浄水場は生物接触ろ過プラス膜ろ過による浄水処理方法ということですけども、こういった処理方法を採用した理由、またメリットについてお伺いしたいと思います。 ◎上下水道局長(松崎淳志君) 新たに建設いたします長府浄水場につきましては、現在の浄水場におきまして、近年の水源で発生するプランクトンによる臭気への対応に大変苦慮しているところでございます。
さらに、浄水処理方法につきましては急速ろ過方式から生物ろ過プラス膜ろ過方式に変更することで、強い塩素耐性を持つ寄生性原虫でありますクリプトスポリシウムや、臭気に対して水処理における優位性が格段に向上することが期待されております。
この実証実験でございますが、これは、実は生物接触ろ過と膜ろ過の組み合わせによる処理方式を行う際には、厚生労働省に浄水処理方法の変更に伴い変更認可を申請することが必要でございます。ちなみに28年度、今年度にその申請を行うこととしております。この申請時におきまして、この浄水処理方法での実験データを添付する必要がございます。
審査の過程で、将来的には人口減少がさらに進展することが想定されることから、長府浄水場の更新に当たっても、そうした人口動態に適切に対応できるよう、浄水施設のダウンサイジングも見据え、浄水処理方法に膜処理方式を採用することなどを検討していることが説明され、委員会は本案について一部反対はありましたが、可決すべきものと決しました。